「最近愚痴ばっかり言っているな」「なんか楽しくないな」ずっとネガティブなこと考えてしまう。
そんなグチグチ言っている自分にハッと気が付いたとき、愚痴を言う自分が嫌いだと感じてしまいます。
愚痴を言う自分が嫌いで変えたい!と思っている方へ、愚痴を言わない自分に変わるために効果がある方法を解説していきます。
ポンちゃんなんてお家で1人でも愚痴ってるよ!明日も仕事嫌だなぁとか。そんな自分、本当は嫌なんだけどね〜。
ずっと愚痴を言っていても仕方ないのはわかってるけど、つい言いたくなっちゃうよね。
わたしも以前はそうだったなぁ。
でも、愚痴を言わないように意識してから少しずつ変われたからその方法を紹介するね。
愚痴にいいイメージを持つ人は少ないですよね。
まず愚痴を言うことでどのような悪影響があるのかを知っていきましょう。
愚痴を言うほど不幸になる?愚痴がもたらすデメリット
愚痴を言うとその場では気持ちがすっきりしますが、じつはメリットよりデメリットのほうが多いんです。
グチグチとネガティブなことを呟いている自分って、客観的にみたらかっこ悪いですよね。
そんな姿を考えると、愚痴を言う自分が嫌いだなって思います。
具体的に愚痴にはどんなデメリットがあるのかを考えてみます。
周囲の人の信頼を失う
常に愚痴をこぼす人に良いイメージを持つ人は少ないですよね。
口を開くと愚痴ばかりの人の隣にいるとエネルギーを奪われてしまうのです。
もしあなたが仕事で関わっている人に愚痴を言ってしまっているのであれば出世や昇給などに悪影響を与えてしまう可能性が出てしまうかもしれません。
また、パートナーや親しい仲の友人は愚痴を言うにはもってこいの相手かも知れません。
でも、その人もずっと負の感情を撒き散らしているあなたと長時間一緒にいたいとは思わないでしょう。
少しずつ距離が離れてしまう危険性があります。
愚痴はストレスを増加させる
これは意外に思う人が多いのではないでしょうか?愚痴はストレス発散の手段である!と思っている人が多いと思います。
嫌なことがあったら聞いてもらってスッキリすると言う経験ありませんか?これは快感ホルモンであるドーパミンが脳から放出されているため。
ですが同時に、愚痴や悪口はストレスホルモンであるコルチゾールを分泌させています。
快感と不快物質の、両方が出ている状態なんですね。
そしてこれの恐ろしいところは、ストレスホルモンのコルチゾールはどんどん増えていくのに、快感ホルモンのドーパミンは、さらなる刺激を与えないと、減ってしまう性質があります。
つまり愚痴を言い続けていないと、楽しくない、楽しめなくなってしまいます。
年々愚痴が増えていくのは、少し愚痴を言うだけでは物足りなくなっている脳のサイン。
このままだと愚痴が多いネガティブおばけになっちゃうかもしれない
自分のことが嫌いになる
愚痴を言うことで自分の今置かれている環境を改めて嫌だなぁと実感することになります。
あなたが「嫌な上司がいてさ〜」と友達に言うとして、嫌な上司がいる環境を抜け出せない自分や嫌な上司と付かず離れずの上手な関係を築けない自分の器量のなさが浮き彫りになるのです。
そこで自分は周りと比べて劣っている、他の環境にいる人が羨ましい、妬ましいとなどと深層心理ではネガティブな感情が根を張ってしまうのです。
愚痴はよくないとはわかってたはいたけれど、デメリットをみるとますます言いたくなくなるね
病気、死亡のリスクが上がる
愚痴は精神に影響をおよぼしますが、なんと肉体的にも悪影響を与えることが分かっています。
東フィンランド大学が愚痴や世間に対する批判が多い人を対象に調査したところ、認知症が3倍、死亡率は1.4倍にも高まっていることが分かりました。
愚痴をいうことはその場ではすっきりするかもしれませんが、長期的に見ると確実に悪い影響を与えているようです。
愚痴を言わなくするための3ステップ
愚痴を言う自分が嫌いだと思ったら、あなたはまだ愚痴を言わないポジティブな自分に戻れるチャンス。
愚痴を言い続ける人は、愚痴を言っている自分の醜態に気づかない。
愚痴を言う自分が嫌いって気づけたことは、人生を好転させるための大きな一歩だよ。
グチグチしないようになるためには、3つのステップをふんで、内面を改善していきます。
step②自分のいいところを考える
step③積極的にポジティブな発言をする
一つ一つのステップを紹介していきます。
自分が嫌いすぎる状態から改善する方法は、以下のページに詳しく解説しています。
自分を認めよう
愚痴の多い人が持つ特徴として自己肯定感が低いというのが挙げられます。
自己肯定感を上げるためにはまず、ありのままの自分を認めることが大切になってきます。
自分のことが大好き!とまではいかなくとも、自分のここが嫌だなぁ。
と思ってもそんな自分を理解してあげて嫌いな部分もあるけど、そんな私も私であると認めてあげましょう。
そこから自分の好きなところを見つけて伸ばしてあげられると自分のダメだと思うところも愛せるようになるはずです。
自分を好きになるための承認欲求の改善方法は、以下のページで詳しく解説しています。
自分のいいところを考える
自己嫌悪から抜け出せたら自分のいいところを考えてみてください。
まずは10個リストアップしてみましょう。何日かけてでも、人に聞いてでもいいので、100個目指して書いてみます。
そして褒める「自分こんな素敵なところあるじゃん!すごい!」とか、なんでもいいですとにかく自分のいいところを褒めて磨いていきましょう。
ネガティブな感情を押しやってポジティブな感情で頭の中を一杯にして少し嫌なことがあっても動じない自分にブラッシュアップしましょう。
積極的にポジティブな発言をする
愚痴なんか言わない環境作りをしていくために周りの環境もとても大切です。
周りの人がネガティブな発言をすると、こちらの心もネガティブな方向に向いてしまいます。
人の心の揺らぎやすさは人の魅力であり欠点でもあります。
せっかく今までのステップで愚痴を言わない心の下準備はできていたのに周りの人のネガティブな感情に振り回されていてはもったいないです。
だから、積極的にポジティブな発言をしてみてください。
ネガティブな感情も伝染しますがポジティブな感情も伝染するものです。
また愚痴を言う人はポジティブな人にわざわざ自分の愚痴を言いにいくことは少ないはずです。
ネガティブな愚痴発言をブロックすることで、自分の感情の凪を保ちましょう!
ネガティブな人にはネガティブな人が集まるってこと?やだなぁ、私も愚痴じゃなくてハッピーな話題で盛り上がれるように自己肯定感をあげようかな
うん!その方が人生きっと楽しくなるね!
まとめ
自分が愚痴っぽいな、と感じる人は周りにも自分にもいい影響を与えることがない愚痴を少しずつでも減らしていきませんか?
深層心理からネガティブな感情を小さくすることでだいぶ楽に愚痴を減らすことが可能なはずです。
コメント